●出会い −aL Lies(アライズ)結成
―
本日はよろしくお願いします! さて、はじめに「aL Lies」とは、というところで、プロフィールだけでは分からない、お二人の出会いや、アライズさんの結成についてお聞きしてみたいなと思うんですね。
まずは、お二人の出会いのきっかけは何だったんですか?
Ken
僕らが知り合ったきっかけは、前身の「Mind of Tribe」というバンドです。
もともと僕はニューヨークの方に住んでたんですけど、その時の高校の先輩が先に日本に帰って来ていて、東京で偶然再会して、それで、
「新しいバンド立ち上げるから一緒にやらない?」
って誘われて、そこで出会ったのがマロ君だったんです。
Maro
その先輩と僕が専門学校でたまたま同期でずっと一緒にやっていたんです。
新しいボーカルを探すって、イケメンがいるっていうことで(笑)
―
へぇ、そうだったんですね。
専門学校は、音楽関連の専門学校だったんですか?
―
なるほど。今お話にもありましたが、ケンさんはニューヨークにいらっしゃったということなんですが、生まれもアメリカなんですか?
Ken
生まれは大阪です。5歳の時にニューヨークに行きました。両親は日本人です。
アメリカには18までいましたね。途中で横浜に住んでたこともあったんですけど。
―
なるほど、そうなんですね。
アメリカにいた時には、音楽活動とかはやっていたんですか?
Ken
全然やってないです。まったく。
ギターを趣味で弾く程度で、あとは音楽が好きな友達と集まってガレージバンドって言うんですけど、ま、本当にガレージがあって、家についていて、そこにみんなで集まって音を出して楽しむみたいな。その程度。そういうことをずっとやってましたね。
Maro
もともと就職が決まってたんですよ、銀行に。
―
就職が決まっていたのにどうして音楽のほうに進んだんですか?
Ken
よく聞かれるんですけど、こう、昔から型にはまったものが嫌いだったんです。
普通に高校に行って大学に行って就職するっていう一般的な流れに乗りたくなかった。
一回きりの人生だし、どうせなら賭けに出て、面白いことしてみようかなと思ってる時に、ちょうど高校の時の先輩に再会したので、もうこれは何かの縁かなと思って、それで、こっちの道に決めて。
―
でも、そういう決断をするところってなんか男らしいですね。
Maro
普通だったらありえないですよね、みんな就職してる。
―
そして、その時に結成したのが、「Mind of Tribe」。
―
コロムビアミュージックさんからCDも出してということで、すごいですね。
Maro
ご縁があって、その流れで、ま、とりあえず夏に一回リリースさせてもらったんですけど、そこから、ツアーもやって。
―
そのメジャーどころで、コロムビアさんと一子の二活動した部分っていうのはやっぱり経験になりました?
Maro
一曲だけなんですけど、プロデューサーに、B`z等も手がけている明石昌夫さんを迎えて、レコーディング・監修していただいたんです。
僕らは基本的にもともとオールセルフプロデュースで、アートワークからレコーディングまで自分達でやるスタンスだったので、そういう第三者の人を入れて制作することが今までなかったんですね。
そういう意味ではすごく経験値の高い人なので勉強になりましたね。
あとはライブもね。
Ken
とにかくやりましたね、ライブ。120本、130本。
Ken
そうだね、夏はもうほとんど東京にいなくて、ずっと地方に行っていて。鍛えられたかな。
Maro
後半の方に、下半期の方にかたまってツアーがあったので、2、3日に一回はライブをやってるようなペースでしたね。
―
そうですよね、計算すると、結構なペースになりますよね。
そして、解散を経て、今回aL Lies(アライズ) さん結成と。そのきっかけや経緯はどんなところにあったんですか?
Maro
ま、音楽性の違いみないなのがやっぱりあって、ツアー中くらいからなかなか足並みが揃わなくなってきたところがあるんですね。
みんなやりたいことが別々にあって、それぞれ、自分の道を信じて進もうかと。
僕とケン君は音楽性も合って、こういうのをやりたいねっていう大雑把なビジョンがライブをやっているうちからあったんですよ。
いつかできたらいいねっていう話だったんですけど、ちょっと解散するしということで、動き出した感じですね。
▲CHAPTER へ
●「aL Lies」 −ネーミングの由来
―
アライズさんの名前を決める時に、たぶんこう、色々試行錯誤されたと思うんですけど、どういう思いを込めてこの名前になったんですか?
Ken
ま、本当にすごく考えていて、アルファベットで一番最初の文字なので「A」から始まったほうが分かりやすいかなとか。
で、「ALLISE(アライズ)」っていう言葉があるよってマロに言ったら、「面白いね」って。
それに、よく見てみると、ALL LIES とも読めるんですよね。ちょっと皮肉を込めた感じもつけてみたんです。
ALLISEって同盟っていう意味なんですけど、俺らの音楽を通して一緒に楽しくできたらいいなという思いでつけましたね。
―
そういう、深みもある名前にもなっているんですね。
Ken
だから僕らもALLISEって普通に書かないで、「L」のところで分けて書いてるんですよ。
▲CHAPTER へ
●Partner −about each other
―
お互いがお互いを見て、性格というか、惹かれる部分はどんなところですか?
Maro
やっぱり一緒にいて苦じゃないというのが一番大きいですね。
同じ人とずっと一緒にいるって、恋人でも友達でもすごく難しいと思うんですよ。
もちろん僕らも性格は真逆で、こう、明るめの彼に対して、僕はどちらかというダークなんですけど。
性格も趣味も合うものが一つもないんですよ。
Maro
音楽くらいで。
彼はどっちかっていうと、もともとバスケマンで。
でも、逆にそれがちょうど良かったりするのかもしれないですね。
お互いにないものを持ち合っているのが、音楽としても僕が曲を書いて彼が詞を書くっていう、お互いできないことを補完しあって一つのものを作るっていう形になっているので、そういうところが上手く合っているのかなと思いますね。
―
なるほど、逆にケンさんからマロさんを見たときにはどうですか?
Ken
ここだけは褒めとくとこかな(笑)
ま、でも本当に彼の言った通り性格も真逆だし、一致する点は少ないんですけど、でも逆にそういう一致しないところがあるからこそ、僕の知らない世界があるっていうか、彼に教えられてる部分も結構あって、だからそういう意味では尊敬できるパートナーだし、一緒にいられるっていうのはありますね。
―
ちなみに、今、曲はMaroさんが書いて歌詞はケンさんの方で書いているというお話がりましたが、歌詞についてはどうですか?
Ken
詞は結構考えますね。
ものすごく考えるんですけど、考えてもストレートなものしか出てこない(笑)
Maro
すごく正直な性格なんです。
気持ちも熱いし、それが音楽にも出ていて、そういうところが好きですね、僕は。
▲CHAPTER へ
●楽曲 −リリースシングル『PAST』、『PRESENT』について
―
そして、リリース楽曲について色々お聞きしていきたいなと思っているんですね。
今まで、『PAST』と『PRESENT』、過去と現在ですよね、12月には『FUTURE』未来を出すということで、コンセプトが面白いですね。
それと、すごくエレクトロな感じですよね。
以前の「Mind of Tribe」の音をYOU TUBEで見て、結構ロックな印象が強い感じがしたんですけど、その変化は何か意識したところがあったんですか?
Maro
そうですね、トレンドっていうのもやっぱり意識しましたし、知らない音楽を研究してるところで、バンドっぽいサウンドとエレクトリックなサウンドをまぜてやってみるのも面白いかなと思ったんですね。
Ken
当時アメリカで、僕らみたいなうるさい音楽やってたバンドが、どんどんそういう音を取り入れていて、「面白いね」、「やりたいね、これ」って(笑)
「こういうのしたくない?」っていう話で、どんどんこういう感じにして。
Maro
やりたかったエレクトリックなサウンドと、あとは僕らが一番大事にしてるキャッチーなメロディーというところで、誰でも覚えられるようなメロディーとエレクトロなサウンドで、新開拓地を狙えたならなと。
Maro
日本でも今こういうエレクトロって流行ってると思うんですけど、みんな女の子なんですよね。Perfumeでも、KポップのKARAでも。
なのでやっぱり男の子で、しかもちょっとバンドがベーシックでというのがあまりないので、そういうところで新しいんじゃないかなと思ったんですね。
―
どちらかというと、一枚目の「PAST」方がエレクトロな感じが強いですよね。
「PRESENT」の方は、これは個人的な好みなんですけど、しっとり系が好きなので2曲目の「BABY I」にとても感じましたね。
結構エンドレスで聴いたりしていたんですが(笑)
―
1作目のこの『PAST』に制作の段階で込めたお二人なりの思いを良かったらお聞きしたいなと。
1曲目の「WITHOUT YOU」に「約束」っていう歌詞がでてきたり、2曲目も「PROMISE」、約束ですよね、その部分が共通していたりもしますが、どんな思いで制作していたんですか?
Ken
この今回の3部作を作るにあたって、彼が、「一ヶ月に一回、シングルリリースしたい」っていう漠然としたものがあって、3つ出すんだったらコンセプトつけたいよねっていう話で、ちょうど僕らも新しいバンドを始める時だったので、過去・現在・未来って面白いかなって。ありのままの自分達を出して行こうと思ったんですね。
それで、最初が「過去」だったので、これは、申し訳ないんですけど完全に僕の過去を(笑)
Ken
綴ってしまったっていう(笑)
ま、色んな人から話を聴いたりも、彼の話とかも織り交ぜながら、なんていうのかな、やっぱり女の子にも聴いてほしかったので、テーマを恋愛にして、自分の経験なりをテーマに作っていったら面白いかなと思いました。
この「HOT GIRL」も、高校生らしい感じで、日本語にはちょっと書けないなと思って英詞にしてます(笑)
―
へぇ、そうだったんすね。
そして、2枚目の、「PRESENT」なんですが、僕は今こうしてインタビューをしていますが、個人的には色々と感じるところがあったんですね。
1曲目はすごくキャッチーな印象を受けたんですけど、未来への思いとか憧れとか、現在の未来に対する思いを書いていたりとかしますよね。
―
3曲目の、「MORNING SUN」は、それよりももっと強い未来への渇望みたいなものを感じたんですよね。
Ken
自分を奮い立たせる意味でも書いてみたものですね。
―
詞がすごくいいですね。
本当に。芯があるようなところがすごく。
1枚目の恋愛をテーマにしたものとはまたちょっと違うカラーがありますよね。
Ken
「MORNING SUN」は初期にできた曲で、やり始めようかって言っていたときくらいの曲ですね。
Maro
もともとバンドサウンドで作ってた楽曲だったんですけど、今回ガラッと変えて、完全なエレクトロにしました。
現在っていうテーマで、それに僕らのコンセプトにHAPPYっていうものがあるので、すごく前向きな音にもしたかったので、聴いてて楽しくなれる、自然と踊れるようなサウンドを意識しつつ、女の子のサウンドみたいなかわいさもありつつ、クールな面も残しつつ、そういうところを今回意識しましたね。
『PAST』が全体的にかわいめのサウンドに仕上がっていたので、今回はクールでスタイリッシュなアライズも見せられるような感じに作りましたね。
―
そういえばデザインもそうですよね、『PAST』の方はかわいい感じで『PRESENT』の方はクールな感じで。
Maro
そうですね。
『PAST』は一応恋愛系ということでハートを使って、過去なのでダークな色使いをしつつ、『PRESENT』は未来に向かっていく意味もこめて光をモチーフにしつつ作りまたね。
▲CHAPTER へ
●展望 −制作中シングル『FUTURE』、アルバムリリースについて
―
そして最後に今後の展望についてちょっとお伺いしたいなと。
12月にシングル『FUTURE』を出すれるといことで、制作はもう進めているんですか?
Maro
ちょうど今進めています。まだ全曲完成はしていないんですけど、すごく未来の希望に満ちた楽曲になると思います。
―
そしてケンさん的には、どんなかんじにりそうですか?
Ken
ま、未来は誰もわからないし、本当に、想像でしか語ることができないんですけど、だからこそ色んな可能性があって面白いかなと思うんですね。
これから一緒に同盟達と一緒に楽しめればいいかなと、本当に単純に、シンプルに、そう思いますね。
Maro
楽しく踊れてキャッチーなというところはベースでありがながら、この2枚の、今までの集大成ですね。
サウンド的にもバランスよくやっていけたらなと。
きっといいものができると思います。
―
ちなみに、過去・現在・未来と出して来て、アルバム制作も視野に入れていたりしているんですか?
Maro
2人で、2011年の計画まで立ていてそれで進んでいるんですけど、来年、時期はまだ分からないんですけど、ま、夏前くらいまでには、アルバムかミニアルバムを出せたらなと思っています。
その時にはPVも撮ったり、色んな形で発信できたらなと思っていますね。
▲CHAPTER へ
●MESSAGE
―
そして最後に、自分へ向けでもファンの方へ向けてでも、これからの目標やメッセージ等をいただけたらなと。
Ken
このaL Liesを始めるにあたって一番大切にしたかったのが、「HAPPY」。
「HAPPY」ってすごいシンプルに聞こえるんですけど、「HAPPY」でいられるのって実はすごい大変なことだなって思うんですよ。
脳天気に生きてるわけではないので、一人一人、やっぱり色んな苦しみだったり悲しみを乗り越えてから、より一層楽しいことを楽しいと思える瞬間って沢山あると思う。
aL Liesが、その楽しいって思える、ハッピーになれる瞬間になることができれば、本当にやってる価値があると思うので、だから一緒にハッピーになってくれれば幸せですね。
僕らがみんなのためにできることって言ったら、やっぱり音楽で届けることしかできないので、音楽っていうツールを使って、楽しんでもらえたらなと思いますね。
―
なるほど。ありがとうございます。そしてマロさんから。
Maro
そうですね、あらかたケン君が全部言ってくれたんですけど(笑)
「HAPPY」っていうのをテーマにしているんですけど、今音楽もなかなか売れないし、日本も不況だしって言われていたりするなかで、なかなかみんな希望を持って生きるって難しくなっていると思うんですね。
そういうなかで、でも何か僕らにしかできないことがあるんじゃないかってずっと考えていてというのがあるんですけど、だから僕らの音楽を聴いたりライブを見たりしてくれて、ちょっとでも小さな幸せがその人に感じられたらすごく幸せですね。
来てよかったなと思える、ちょっと嫌なことがあってもまたあそこに行けば楽しい思いになれるっていう、そういう、みんなが帰れる場所みたいなところになれたらすごく嬉しいですね。
みんな笑顔でいられるほうが、経済も活性化すると思うんですよ。
―
いや、大きいですね。でも、確かにそうですね。絶対活性化しますね(笑)
Maro
ま、今は小さい規模ですけど、これが大きい規模になってくれば、みんなですごく楽しい場が作れるんじゃないかと思いますね。
Maro
それと、今はまだ都内でしかやっていないので、早く、全国の、色んなところにこの音楽を届けられるようになったらいいなと。
Ken
そうだね。
来年からは東名圏も行きたいなと思っていますね。
以前から、やっぱりずっと気にいってくれているお客さんもそこにいたりするので。
―
そうですね、今後いい感じに広がっていけるといいですね!
応援しています。
インタビューは以上になりますが、本日はありがとうございました!
▲CHAPTER へ